結論から言います。
猪野広樹さん凄すぎか。
すっかり虜になってしまったのでジョーカー役の猪野広樹さんを中心にペルソナ5 the stage についての感想を綴ります
観劇日 2019.12.14 ソワレ
メルパルク大阪
PERSONA5 the stage
PERSONA5 the stage、通称「P5ステ」はATLUSが2016年に発売開始したゲーム「ペルソナ5」を元にした舞台です。
いわゆる2.5次元というやつ。
ミュージカルというよりかはストレートプレイ(普通の演劇)かなぁ
時々歌うけど、ストーリー進行が歌に委ねられているというわけでも無かったです。
このペごステの面白いなと思ったポイントは、主人公の名前が毎公演変わるというところ。
元々、主人公の名前を好きに決められるゲームなので、それを実際の劇に入れ込んだのはびっくり。
私が見た回の主人公の名前は浦田偉澄(うらたいずみ)くんです。
ほかの公演でも中性的な名前が全体的に多かったですね。
【12/14(土)3公演目】「PERSONA5 the Stage」、本日の公演は終了いたしました。たくさんのご来場誠にありがとうございました!
本日の主人公の名前は「浦田偉澄」でした!いーくんさんありがとうございました!明日もご来場お待ちしております。
毎公演当日券あります♪https://t.co/mS17AKoes7 #P5 pic.twitter.com/Z5L0PpAjuM— 「PERSONA5 the Stage」 (@p5_the_stage) 2019年12月14日
それではそんな浦田偉澄くんことジョーカー役、猪野広樹さんについて早速勝手に語っていきます。
何日かに分けて書いていたので文体がコロコロ変わるのはご愛嬌です。やや独り言風味。
ジョーカー(P5主)役・猪野広樹さんの魅力
真骨頂は戦闘シーン
特に戦闘待機中…
ゲームでは待機中はプログラミングされている特定の動きしかしないけど、それを舞台でやる訳にもいかない。
如何にこういう「描かれていないところ」を補完して、演じた上で観客に納得してもらえるか、は役者さんの力量にかかっていると思う。
猪野さんすごいなぁと思ったひとつのポイント。
ちゃんとジョーカーがしっかり敵を警戒しているのが伝わってきた。
カリスマ性を感じる。
戦闘シーン本当に沢山あったけどもっと見たいと思った。
待機中だけでなくて、短剣を大きく振り回す動きや受け身の取り方も洗練された美しい動きだったので感動と鳥肌の嵐でした。
すごい脚が上がる。
蹴りモーションの時の軸のブレなさ加減、ピンって脚がしっかり伸びていてスマブラのジョーカーの蹴り技じゃん〜!!?ってドキドキ止まらん。
聞けば猪野さんは刀剣乱舞のステージにも立っていたそうなので納得の殺陣演技。刀剣クオリティすばらしい……
スタイルとお顔が完全にP5主そのもの
ジョーカーの怪盗服はロングコートって着るの難しそうなのにすごく似合ってた。
猪野広樹さんは身長175cmのようですね。
ジョーカーも見た感じそれくらいかな?と思うのでぴったりすぎる。
背格好がリアル主人公…
あの主人公の重ための髪型やちょっと芋臭ささえあるメガネも似合ってた。
最初はジョーカーにしてはお顔立ちが大人っぽすぎるのでは…とも思ったけどそんなことは無かった。
一挙手一投足に納得。
細すぎない体型がむしろパレスでめっちゃ走り回っている怪盗っぽさがあって良かった。
もしこれでガリガリだと体力ある?大丈夫?ご飯食べてる?って少し思っちゃうかもしれない…笑
ダンスもできる
ゲームのオープニングってジョーカーたち踊ってたと思うけど、そこは舞台でも完全再現。いやゲームの方はあれスケートか?
キレキレの踊りがすごい。
怪盗時はいい意味でナルシスト感の強い大胆なキャラクターなジョーカー。
大きな振りとキレキレな動きがそれっぽかった。
かっこいいなーかっこいいしか言えない
ギャグセンスもバッチリ
本編のジョーカーといえば結構変な選択肢があると思うんだけど、そこまで再現する???って思っちゃった。
実際に変な受け答えしてた訳では無いと思うけど、なんだろう…間のとり方がめっちゃジョーカーだなぁ…みたいななんなそう言う(?)
アニメのジョーカーっぽかったというか。どこか抜けてて天然っぽい感じがして最高だった。
リュウジの勢いの良い言葉に対して、冷静に何秒か置いての「え?」の言い方がずるい。
わかる主人公のイメージこんなんだわ〜ってなった。
それともうひとつ、観客が笑ったシーンがあって、私は最初よくわからなかったのだけれどよく見たらカバンだった。
ゲーム本編ではモルガナがカバンの中にいてお話してる。
それの再現してて面白かった。
モルガナの声が流れる度に猪野さんがカバンバタバタバタバタしてたのめっちゃ面白かった。
あと私の観た回はパンサーたちに家電の名前つけてた。
スカルだったかな?
「家電か何かだと思ってる?」って冷静に突っ込まれてて笑い止まらん好き。
まとめ:あと5回くらい見たい。
もちろんジョーカー以外のキャストもキャラクターそのものだった。
リュウジの人はラップすごく上手でかっこよかったし、杏どのも鞭裁きと演技が素敵だった。
明智吾郎役の人は以前黒執事やテニミュでお見かけしてましたがやはり声を似せてくるところが流石です。
今回あまり出番のなかったオイナリこと祐介…
ぜひマダラメパレス攻略までやって欲しいな。見に行きたい。
続編やりそうな終わり方だったので期待値上がる。ペごステ応援したい。
実際のゲームの画面やUI、猫の姿のモルガナをプロジェクションマッピングで再現していたので、ゲームとリアルの融合って感じでした。
またテニミュや黒執事などとは一味違った「2.5次元」でした。
なんだろう・・・本当にどのキャストさんも本当にゲームの画面から出てきたみたいだったし、舞台上のひとびと皆からペルソナ5への愛と尊敬の気持ちが伝わってきてすごく楽しかった。
そんな感じ!以上ゆるゆる観劇レポでした!
本当にジョーカー役の猪野広樹さんかっこよすぎてブロマイド写真買っちゃったよ
ゲームの方も頑張ってます。なかなか時間的な問題であまり進んでいないけれど。。。